「上町台地」は大阪市のほぼ中央を幅2~3km、長さ10km余りの広さで、南北に細長く延びています。標高は25~10m程度、今の大阪城付近が北端で最も高く、大和川が堺市側に大きく屈曲するあたりに向かってゆるやかに下がっていきます。また、台地の東側はゆるやかに、西側は急に落ち込んで、大阪平野の地形的なアクセントとなっています。

上町台地の範囲

今から12万年ほど昔、間氷期と呼ばれる温暖な気候のために海が広がり、のちの大阪市域のほとんど全てがその下に沈んでいました。その後、寒冷化とともに海が退いて陸地化し、大地の一部が隆起してできたのが上町台地です。 この上町台地に人が住んだのは数万年前の旧石器時代にさかのぼります。その後、縄文時代前期(約6,000年前)に再び温暖化で海(河内湾)が広がりますが、上町台地は半島のように突き出して陸地のままでした。

およそ6,000年前の河内湾